米国のオバマ大統領

歌舞伎公演が終わると、首脳らは演壇へ登り、記念撮影を行いました。ロシアのメドベージェフ大統領や中国の胡錦濤国家主席も、和やかな雰囲気で隣の首脳と談笑していました。山ノ内にある「建長寺」では、地元小学生約80人から、英語と日本語で歓迎のあいさつをされ、藤の花があしらわれた扇子が贈られました。そして、本堂に移り座禅を20分程度体験し、日本の伝統的な精神文化に触れました。 「APEC首脳会議」に出席した、米国のオバマ大統領など各国首脳は、11月13日の夜、会場の「パシフィコ横浜」で、中村勘三郎さんと2人の息子による歌舞伎を鑑賞しました。その内容は、子を谷に落として、自ら上がってこられた子だけを育てるという習わしに従って、親獅子が谷底をのぞき込んで、谷を子が見事に駆け上り、無事に生還したことを喜び合うというものです。演目は、獅子の親子の絆と情愛を描いた「連獅子」です。 勘三郎さんと長男の勘太郎さん、次男の七之助さんが獅子にふんし、会場に設けられた特設舞台に登場しました。お囃子をバックに、3獅子が行う長い獅子髪を勇壮に振り回す「毛振り」のシーンでは、オバマ大統領が感嘆して見入っていました。まず、一行は鎌倉市長谷にある「高徳院」を訪れて、鎌倉大仏を見物しました。 オバマ大統領の隣には菅直人首相が立ち、お互いにほほ笑み合っていました。息の合った舞台と豪華絢爛な衣装に、各国の首脳は拍手を盛んに送っていました。また、APEC首脳会議に参加した首脳夫人らは13日に、日本の菅伸子夫人の案内へによって、神奈川県鎌倉市を訪れました。